お茶漬けに欠かせないものは?
みなさん、こんにちは。
マグリット料理長のサトウです。
本格的に梅雨入りしましたね。
県外から来た私からしてみれば岡山の梅雨は一瞬です。
貴重な時間だと思って長雨を楽しむのもいいかもしれませんね。
さて、今回は「出汁」について語りたいと思います。
マグリットの結婚式でのコース料理は
お肉料理の後に一般的なパン食ではなく
「お茶漬け」があります。
お腹がいっぱいとなってもこのお茶漬けは
サラサラと食べられると評判です。
そのお茶漬けに欠かせないのが「出汁」です。
私、料理長が結婚式の当日もしくは前日に
たっぷりのお湯に入れるのは「羅臼昆布」(らうすこんぶ)
正式名は「りしり系えながおにこんぶ」といいます。
だし汁がにごるという特徴がありますが、香りがよく柔らかく黄色味を帯びた濃厚でコクのあるだしがとれます。
そのだしのおいしさから、「だしの王様」とも呼ばれます。
それを65℃のお湯で煮だすこと90分…。
この温度が高すぎればとても濁りが強く、低すぎれば味が出ません。
マグリットオリジナルの煮出し方ですね。
そこから丁寧に昆布を取りだし、鰹節の登場です!
65℃の温度をキープしたまま大量の鰹節を投入します!
そして、鰹節が沈みきる前に一気に漉します!
はい、完成です。
お茶漬けの具材により細かい味付けがその後に待っておりますが
ここからは企業秘密です(笑)
たかが「お茶漬け」されど「お茶漬け」
マグリットは常に最高の技術と食材で皆様をおもてなしいたします。
さてさて
今回も語らせていただきました。
家で食べるには手間がかかりますが
マグリットならいつでも食べることができるこの「出汁」
今月までのイベント「海鮮丼」で提供しています。
マグリットにお越しになって是非、堪能してみてはいかがですか?
では、また!