飾りは飾りではない
おはようございます。キッチンスタッフの美舩です。
今日は僕たちがトッピングと呼んでいる、お皿の彩りを紹介したいと思います。料理の見た目の華やかさなど彼らは婚礼料理には欠かせない隠れた主役です。味のアクセントにもなり、コースの構成にもなくてはならないものです。最近は食べられる花なども種類が増えてきました。ローズマリー、タイム、ディルなどハーブでは一般的ですが、その花ってどんなだろうって知らない方の方が多いんではないでしょうか。実は結構綺麗でしかも香りがいいんですよ。
僕たちがお世話になっている農園ではそういったハーブや野菜などたくさんの種類を扱ってくれています。ミントだけでも6種類もあるんですよ!それぞれの個性があって華やかなものや、ピリッとスパイシーなもの、柑橘の香りがほのかに香る、、、、、、、、、、、、、、、、、、あ~モヒートが飲みたくなります。これからの季節にピッタリのカクテルです。
すみません(汗)話しがそれましたが、驚きなのがそれらを全部ひとつずつ手で摘んでるんです。週末の婚礼にもなると発注が数百枚を何種類なんて結構あります。本当にありがたいです。近い将来、オートメーション化、人工知能など新しい時代に移行していくなかマニュアルのど真ん中ではないでしょうか。ジェフ・べゾスやイーロンマスクもびっくりです。
華やかな作品の陰にはそういった苦労や泥臭さがつきものです、それを見せない、感じさせないのが僕たちプロの仕事です。
マグリットの料理にも、そんな小さな巨人たちが活躍してくれています
そんな視点で料理をみてみると面白いんではないでしょうか。