繋げること。
皆さん、こんにちは!
いつもマグリットブログをご覧いただきありがとうございます。
キッチンスタッフの竹井です。
暑い日が続いています。
屋内で作業をしていても暑さを感じます。
しかし、そんな暑い中、毎日、日に照らされながら、
汗だくになって食材や資材を届けてくださる業者の方々がいます。
言うまでもなく、僕たちよりも暑さを感じ、
大変な思いをしていることでしょう。
それでも、僕たちのもとへ来るときは、そんな顔一つせず、
いつも笑顔で届けてくださいます。
時には暑さを話題に、僕たちも笑顔にしてくれます。
僕たちの方が元気をもらうことも少なくありません。
感謝してもし足りないくらいです。
さて今日は、そんな『届ける』話をしていこうと思います。
食材は、僕たち調理師のもとへ来てゴールではありません。
その食材を食べていただく、
お客様のもとへ運ばれてゴールをします。
では、そこにたどり着くまでに
いったいどれだけの工程があるでしょうか?
まず、食材を生産している生産者からスタートしていきましょう。
生産された食材は生産者から、
食材を大量に扱う卸売業者へと渡り、
卸売業者は注文があった食材を小売店へと運びます。
小売店とは、スーパーやレストランなどの
直接お客様に食材を提供する店のことを言います。
こうして初めて、食材がお客様のもとへ届けられるのです。
そして、今日僕が伝えたいポイントは、、、
誰が食材を受け取り、誰が次に届けるのか。
ということです。
マグリットでいえば、、、
食材を業者から受け取るのは、僕たち調理師です。
では、僕たちが調理した食材を
お客様へ届けてくれるのは・・・
ウェディングスタッフ、エンターテイメントスタッフの皆さんです。
受け取る人と、届ける人が変わってきます。
すると、
美味しく食べていただきたい
という僕たちの想いと、
楽しく食事をしてほしい
というスタッフの想いが料理に乗るのです。
そう考えると、、、
一つ一つの食材たちは、これまでに
いったいどれだけの人の想いを乗せて
ここまで来たのでしょう。
食材を作る人から、食べる人まで、
きっとたくさんの人の手を渡ってきたはずです。
その度に、いろんな人の想いが積み上げられています。
もしも、、
忙しいからと、ピリッとした空気の中で
僕たちが料理を作ったとしたら、、、
その料理を運んでくれるスタッフは、
快くお客様に料理を届けることができません。
そうなってしまうと、
今まで積み重なってきた人たちの想いが
全て無駄になってしまいます。
だから僕たちは、
笑顔で運んで下さった業者の方々と、
心を込めて食べ物を作ってくださる農家の方々の想いを
しっかりと次の人へとつなげることが役目の一つなのです。
笑顔で届けられたものを、笑顔で届ける。。
いろいろな人たちの想いが込められた料理を
僕たちはお届けいたします。