おいしさの秘密
みなさんこんばんは。
スーシェフのアカイです。
9月に入り残暑がまだまだ厳しい季節ですが、徐々に日が落ちるのも早くなり
秋めいてきたと感じる事が多くなってきたこの頃。
秋は栗、松茸、柿、梨、ぶどう等いろいろなものがおいしい季節ですね。
また、秋は狩猟の季節でもあります。
今日はマグリットの婚礼料理でもお出ししている鴨肉についてお話ししたいと思います。
日本では10~11月、2~3月まで狩猟が解禁され、ジビエのシーズンがスタートします。
ジビエとは狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉(フランス語)で
ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから発展してきました。
鹿や猪、鴨、ウサギなどが日本でも昔から食べられていたジビエです。
ジビエの中でも鴨は日本人にとって一番馴染みのある食材といえるのかもしれません。
スーパーなどでも鴨鍋用にスライスされた鴨肉や加工品などを見かけることがあると思います。
そんな鴨肉の中でもトップクラスの品質とおいしさを誇る「京鴨」をご紹介したいと思います。
京鴨とは京都にある農場で孵化から育成と精肉の加工まで
全てを自社生産で行っている農場の会社が作っている鴨肉です。
この農場では徹底した飼育管理を行ないストレスのない状態で
鴨が健康に育つ環境を作りだしているそうです。
鴨肉は飼育期間と気温の変化に敏感で飼育期間が長びけば
肉質に深みは出るが硬さが急速に進みます。
また、飼育期間が短縮されると肉質は柔らかくなりますが水っぽい肉質になるそうです。
ちなみに京鴨は意外にも全身真っ白な毛並みをしていて
その見た目におどろかされました。
実はこの農場、岡山県久米郡美咲町にも新設され
よりお手軽に京鴨を手に入れることができるんです。
そんな京鴨ですが、実はとってもとってもヘルシーってご存知でしたか?
善玉コレステロールの不飽和脂肪酸やビタミンA、ビタミンE
ビタミンB2、ミネラル、鉄分などの体に大切な栄養素を多く含んでいるんです。
それでいてコレステロールも少ないのでダイエット効果も期待されている食材です。
マグリットでは婚礼料理、各種宴会料理でもご相談いただければ「京鴨」を食べることができます。
しっとりとジューシーに焼き上げた京鴨は、鴨肉特有の臭みも無く
肉質は柔らかく適度に歯ごたえがあります。
旨みやコクが深く誰もがおいしいと納得してしまう味です。
マグリットにお越しの際にはぜひ一度お召し上がりください!